30代未経験でも
コンサル転職は可能か。
― 年齢別リアル ①
コンサル転職では、「何歳までなら未経験で転職できるのか?」という質問を非常に多くいただきます。
「若ければ有利」「30代後半以降は厳しい」と単純に語れるものではなく、企業が年齢に応じて候補者に求めること、期待する役割は大きく変わるというのが実情です。よって、年齢ごとに転職市場での見られ方や期待値を理解した上で、狙うべきファームを選定する必要があります。
本記事ではまず20代〜30代前半における、未経験からのコンサル転職のリアルについて解説します。
20代(第二新卒)
社会人経験1〜3年の現在地
コンサル業界では未経験採用が活発な分、「若いから有利」と考える方も多いですが、実際には第二新卒特有の難しさがあります。
第二新卒での転職で比較されるのは新卒コンサルタント組
大手コンサルティングファームの多くは新卒採用にも力を入れており、若手層がすでに充足しているケースも多くあります。
また、コンサルティングファームの新卒採用は、学生からの人気も非常に高く、倍率が数十倍〜百倍近くに達するケースもあります。その難関を突破している新卒コンサルタントは、論理的思考力や学習能力、コミュニケーション力などを高く評価された上で入社しています。
さらに入社後は、資料作成、リサーチ、論点整理、仮説構築といったコンサルティング業務の基礎を早い段階から学び、実務経験を積んでいきます。
つまり第二新卒でコンサル転職を目指す場合、同年代でありながら、すでにコンサルタントとしての基礎トレーニングを受け、実務を経験している新卒入社組と比較されることになります。
そのため、ファーム側からは「社会人経験が浅い」かつ「コンサルティングスキルは新卒入社の方が上」と見られるケースがほとんどです。
第二新卒はどこを狙うべきか
上記の通り、第二新卒でのコンサル転職は決して簡単ではありませんが、十分チャンスがあるファームも存在します。
特に、若手層が不足しているファームや、採用拡大中のファーム(IT/DX系ファームが多い印象です)では、第二新卒を積極的に採用しているケースもあります。
ただし、すべてのファームが第二新卒採用に積極的というわけではないため、応募先の選定は非常に重要です。第二新卒でコンサル転職を目指す場合は特に、「有名ファームだけに絞って応募する」のではなく、自分の経験やポテンシャルを評価してくれるファームを見極めながら幅広く進めていくことが重要です。
第二新卒が面接で特に見られるポイント
第二新卒でコンサル転職を目指す場合、面接で単に「成長したい」「自分がいた○○業界に貢献したい」と伝えるだけでは、非常に弱い印象になります。
「なぜ現職を短期間で辞めるのか」「なぜ新卒時ではなく、今コンサルなのか」について明確に説明したうえで、現職でどのような経験をし、その中でどのような課題を感じ、なぜコンサルという立場で貢献していきたいのか。自分の言葉で論理的に説明できることが重要です。
20代(社会人経験4年以上)
〜30代前半(〜33歳)の可能性
未経験から最もチャンスが広い年齢層
この層は社会人としての基礎力が身についており、現職でも成果や実績を出して一定の評価を受け始めている時期であるため、未経験からコンサル転職を目指すうえで最もチャンスが広い年齢層です。
ファーム側から見ても、ビジネス経験を持ちながら、入社後にコンサルタントとして育成していきやすく、これまでの経歴からもポテンシャルを判断しやすい層と言えます。
評価される経験と伝え方
特に、何かしらの企画経験や、業務改善・課題解決をリードした経験がある方は、評価されやすい傾向があります。
前述した第二新卒とは異なり、一定の社会人経験を積んでいる分、成果についてもできる限り定量的に示すことが求められます。
この年代はチャンスが広い一方で、応募先やポジションの選び方によって選考結果が大きく変わるため、自分の経験がどこで評価されやすいのかを整理したうえで進めることが大切です。
まとめ
20代〜30代前半はコンサル未経験でもコンサル転職にチャレンジしやすい年齢と考えてよいでしょう。
ただし、これまでのご自身の活動と、今後目指すコンサル像を丁寧に結び付けて説得力のある伝え方が大切になります。
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